2007年 01月 30日
Meeting Table Desing Competition |
当ホームページにおきましても、特別にお知らせを設けておりました。
新事務所落成記念企画 Meeting Table Desing Competition
今月をもちまして、最終審査も終え、一段落いたしました。
今後の予定としましては、最優秀作品を実物製作いたしまして、実際に当社事務所にて使用します。また、入選作品の模型、デッサンを含めた展示発表を企画しております。
ということで、結果報告としまして入賞作品の2次審査用1/10模型を以下、ご覧頂きたいと思います。1次審査応募数32点の内選ばれました10点です。
まずは最優秀作品です。
岡本 清文 さんの作品
入選作品9点です。
大塚 綾美 さんの作品↓
小野 遥 さんの作品↓
河本 可奈恵 さんの作品↓
酒井 千絵 さんの作品↓
仲 祥二 さんの作品↓
野本 哲平 さんの作品↓
長谷川 達也 さんの作品↓
原田 美代子 さんの作品↓
平田 勝広 さんの作品↓
実に様々なアイデアに日々、伊達冠石と関わる身でありながら、大変驚かされました。
以下、大変忙しいスケジュールの中、審査を行っていただきました桂雅彦先生の総評です。
総評
山田石材計画株式会社の新事務所完成記念特別企画として全国のデザイン系学生を主として公募されました。テーマは、「山や石の話や素材についての話が盛り上がるようなセンターテーブル」ということでしたが、伊達冠石という特徴ある石を使用してテーブルを作るという厳しい条件からか、エントリーが40名ほどに留まりました。しかしながら、1次審査を通過した作品は大変良く考えられており、素材の良さを引き出す様々な発想力には感心させられました。1次で通過できなかった作品の中にも優れたデザイン性のあるものもありましたが、製作上困難なものや構造的に不可能なものなど現実性を重視し選別せざるを得なかったことを申し上げなければなりません。
1次審査を通過した方には、模型を提出していただき、より説得力のあるかたちで表現されたものにより審査させていただきました。中には、本物の石で製作された模型もあり、応募者の熱意が伝わってきました。審査の基準としまして、発想、現実性、伊達冠石の良さを引き出しているかという観点から審査し、最終的には岡本さんの作品が最優秀であるという結果となりました。平田さんの作品と最後競い合うかたちになりましたが、伊達冠石でなければならない点、逆に言えば、伊達冠石の特徴を最大限活かしているかどうかという観点と、使いやすさ(機能性)、製作コストの違い(作り易いかどうか)から岡本さんの作品が優れているということになりました。ただし、平田さんの作品も造形性が高く評価されたことを付け加えておきます。
他の入選作品もそれぞれの特徴があり、その発想を元にして、新たな商品への応用が利くものもあると思われます。主催者である山田社長も今回の応募していただいたアイデアをできるだけ今後の石材関連商品振興のシーズになるように大切にしたいということをおっしゃっています。審査を担当し改めまして参加していただいた方々に対して御礼を申し上げ、最優秀作品や商品化される可能性のある作品が世に出て、広く認められ、より多くの方々が石材、伊達冠石に魅力を感じることを切に願っています。
審査員 桂 雅彦
※作品画像の掲載に関しましては、それぞれの作者ご自身よりご了承を頂いております。
ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。
新事務所落成記念企画 Meeting Table Desing Competition
今月をもちまして、最終審査も終え、一段落いたしました。
今後の予定としましては、最優秀作品を実物製作いたしまして、実際に当社事務所にて使用します。また、入選作品の模型、デッサンを含めた展示発表を企画しております。
ということで、結果報告としまして入賞作品の2次審査用1/10模型を以下、ご覧頂きたいと思います。1次審査応募数32点の内選ばれました10点です。
まずは最優秀作品です。
岡本 清文 さんの作品
入選作品9点です。
大塚 綾美 さんの作品↓
小野 遥 さんの作品↓
河本 可奈恵 さんの作品↓
酒井 千絵 さんの作品↓
仲 祥二 さんの作品↓
野本 哲平 さんの作品↓
長谷川 達也 さんの作品↓
原田 美代子 さんの作品↓
平田 勝広 さんの作品↓
実に様々なアイデアに日々、伊達冠石と関わる身でありながら、大変驚かされました。
以下、大変忙しいスケジュールの中、審査を行っていただきました桂雅彦先生の総評です。
総評
山田石材計画株式会社の新事務所完成記念特別企画として全国のデザイン系学生を主として公募されました。テーマは、「山や石の話や素材についての話が盛り上がるようなセンターテーブル」ということでしたが、伊達冠石という特徴ある石を使用してテーブルを作るという厳しい条件からか、エントリーが40名ほどに留まりました。しかしながら、1次審査を通過した作品は大変良く考えられており、素材の良さを引き出す様々な発想力には感心させられました。1次で通過できなかった作品の中にも優れたデザイン性のあるものもありましたが、製作上困難なものや構造的に不可能なものなど現実性を重視し選別せざるを得なかったことを申し上げなければなりません。
1次審査を通過した方には、模型を提出していただき、より説得力のあるかたちで表現されたものにより審査させていただきました。中には、本物の石で製作された模型もあり、応募者の熱意が伝わってきました。審査の基準としまして、発想、現実性、伊達冠石の良さを引き出しているかという観点から審査し、最終的には岡本さんの作品が最優秀であるという結果となりました。平田さんの作品と最後競い合うかたちになりましたが、伊達冠石でなければならない点、逆に言えば、伊達冠石の特徴を最大限活かしているかどうかという観点と、使いやすさ(機能性)、製作コストの違い(作り易いかどうか)から岡本さんの作品が優れているということになりました。ただし、平田さんの作品も造形性が高く評価されたことを付け加えておきます。
他の入選作品もそれぞれの特徴があり、その発想を元にして、新たな商品への応用が利くものもあると思われます。主催者である山田社長も今回の応募していただいたアイデアをできるだけ今後の石材関連商品振興のシーズになるように大切にしたいということをおっしゃっています。審査を担当し改めまして参加していただいた方々に対して御礼を申し上げ、最優秀作品や商品化される可能性のある作品が世に出て、広く認められ、より多くの方々が石材、伊達冠石に魅力を感じることを切に願っています。
審査員 桂 雅彦
※作品画像の掲載に関しましては、それぞれの作者ご自身よりご了承を頂いております。
ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。
by stonescape
| 2007-01-30 11:07
| 大蔵山